ソノヒマデ

人生あきらめてるADHD独身男のブログ

なろう系ラノベは書かない方がいい。芸人のリズムネタのようなもの。売れてもその後の活動にケチがつく

流行に流行ってる異世界転生もの。

いやこれ書いてるやつよ。

流行ってて読まれるからさ、書いてるんだろうけどさ。
今の流行に即したものを書くのは普通なことだし、いいんだよ。わかんねーのは目新しさの欠片もない『よくある』感じのテンプレ異世界転生を書くやつの気持ちだ。
おまえはそれで本当にいいのか? と問いたい。

どっかで見たものを少し設定とキャラだけ変えて書くことの意義のなさに早く気づいた方がいい。

異世界転生ものって異常に流行ってるから書けばそりゃ読まれるんだろうけど、いやほんとすげー読まれるから承認欲求が満たされてあたかも意義のあることをしているような気になるんだろうけど。
それ、錯覚だから。

俺は漫画が好きで、最近は異世界転生ものがよく漫画化もされてて読むんだが。
読むたびに思うよ。この作者よくこんなもん書く気するなーって。
だって何も残らないもん。金は多少稼げて少しは有名になれたりするのかと思うけど、クリエイターとして残るものは何もない。

クリエイターという人種は金とか名誉も大事だけど、それ以上にどっかで傑作を創りたいと思ってると思うんだわ。

傑作ってさ、やっぱ斬新が欠かせないと思うんだよな。
斬新を欠いた作品は何も残らないし残りようがない。

小説とか漫画とかってさ、書くのすげー大変じゃん。命削って作るもんじゃん。
なのにあまりに何も残らない、残る可能性が万に一つもないものに大切な人生を費やしてさ。
多少それで満たされるものはあっても、行き着く先には何も無いんだよ。

残るものがある、なんてのはまぁ大半の作品はないよ。だけどまったく0%じゃないなら書く意義もあると思うんだよ。でも異世界転生は0%だ、書く意味はあっても意義はない。

異世界転生は悪手。そのテーマで書けば読まれるということは読者もみんなもう知ってるし、作者のことをどうせこいつも他のテーマで書いても読まれないから異世界転生書いてるんだろと思ってる。だからたとえ作品が有名になったとしてもその作者は『異世界転生で売名した作者』と思われて作者のセンスはまったく評価されないし、それどころかセンスを疑われ評価を下げることすらあるだろう。お笑い芸人のリズムネタみたいなものだ。やればウケるけどその後の活動にケチがつく。

たとえ読まれなくても別のものを書いた方がいい。
それが駄目でその道を諦めるなら時間の無駄にならずに済むし。
少し読まれるからって異世界転生を書いてだらだらと時間を過ごしてそれこそ何年も費やしてしまうことの不毛さったらない。
時間は有限なんだ。若い時はあっという間に過ぎる。

有意義になるものを、作った方がいいよ。