明石家さんまが嫌われる理由がわかった気がする
云わずと知れた芸能界のレジェンドだ。
好きな芸人ランキングで今年こそ2位にあまんじたが、もう何年も一位を独走していた。
しかし、同時に、常に嫌いな芸人ランキングでも上位にいた。
俺はそれを疑問に思っていた。こんなに面白いのに嫌われるなんて信じられない、何かの間違いじゃないかとすら思っていた。
しかしここ最近になって俺は明石家さんまが嫌われる理由がわかった気がする。
明石家さんまは典型的な俺が俺がタイプだ。
とにかく自分がウケるのに必死で、それが前面に出過ぎている。
ひたすら目立ちたがりで出しゃばり。
ふざけてばかりで真面目な話ができない。
明石家さんまが嫌いと言う多くの人は、自分の身近に明石家さんまと同じようによく喋る目立ちたがりのヤツがいて、それとかぶって嫌悪感を抱くのではないだろうか。
あとは俺が俺がタイプは俺が俺がタイプが嫌いという、同族嫌悪をしてるとか。
俺が俺がと、欲しがりな人間は、どうしても敵を作りやすいものだ。
しかし明石家さんまは面白い。いつも笑わせてもらってるし、俺は大好きだ。
本当に人が嫌だなと思うことは言わないし、変な自慢話もしないので不快な気はしない。
おそらく本人に妙な劣等感がないところが発言に清々しさをもたらし、見る側に素直に受け入れられるのだろう。
これからも明るくたくさん笑わせていただけたらと思う。